【福井出張記】ビジネスの合間に日本酒の聖地へ!世界を魅了する銘酒「梵」の酒蔵を訪ねて

こんにちは、バッシーです!

今回は仕事の用事があり、福井県へ行ってきました。福井といえば、越前ガニや大本山永平寺、恐竜博物館などが有名ですが、日本酒好きの私にとって「福井」と聞けば、真っ先に頭に浮かぶ言葉があります。

そう、世界的な評価を受ける銘酒中の銘酒、「梵(BORN)」です。

せっかく福井まで足を運んだのだから、このチャンスを逃す手はありません。タイトな仕事のスケジュールをなんとか調整し、念願だった「梵」を醸す加藤吉平商店さんを訪ねてきました。今回は、ビジネスマンの日常を忘れて大興奮した、その至高の酒蔵訪問の様子をたっぷりとレポートします!


■ 福井駅から少し足を延ばして、鯖江市にある「聖地」へ

福井市内での仕事を無事に終え、カバンを片手に福井駅からJR北陸本線(あるいはハピラインふくい)に乗り込みます。目指すは、メガネの街としても全国的に有名な福井県鯖江(さばえ)市

駅からタクシーに揺られること数分。歴史を感じさせる重厚な佇まいでありながら、どこか洗練されたモダンな雰囲気を醸し出す建物が見えてきました。ここが、創業万延元年(1860年)の歴史を誇る「加藤吉平商店」です。

入り口に掲げられた「梵」の文字を見た瞬間、出張の疲れはどこかへ吹き飛んでしまいました。「ついに来てしまった……!」と、胸の高鳴りが止まりません。


■ 世界のセレブや国賓を魅了する「梵」とは?

日本酒ファンなら誰もが知るブランドですが、ここで少し「梵」についておさらいしておきましょう。

「梵(BORN)」という名前には、サンスクリット語で「純粋で汚れがないこと」、そして英語の「BORN(誕生する)」という意味が込められています。まさに、新しい感動がここから生まれる、そんな予感をさせる素晴らしいネーミングですよね。

そして何より、「梵」の代名詞といえば「徹底したこだわり」です。

  • 純米大吟醸酒のみを造る: なんと、造られるお酒のすべてがマイナス度数で長期氷温熟成された純米大吟醸酒(または純米吟醸酒)。
  • 伝統と最新技術の融合: 伝統的な手造りの技術を守りながらも、最新の品質管理を導入。
  • 国内外での高い評価: 数々の国際的なお酒のコンテストで数え切れないほどの金賞を受賞。政府専用機の正式機内酒に採用されたり、世界の国賓を迎える晩餐会で乾杯酒として使われたりと、まさに「日本を代表するお酒」なんです。

そんなお酒が生まれる現地に立っていると思うだけで、日本酒の神様に感謝したくなります。


■ 蔵に漂う、張り詰めた空気と美しい美学

敷地内に一歩足を踏み入れると、まず驚かされるのがその「美しさ」です。 古い歴史を持つ酒蔵と聞くと、歴史の重みを感じる少し薄暗い空間を想像する方も多いかもしれませんが、加藤吉平商店さんは驚くほど清潔で整然としています。

お酒造りにとって「一麹、二酛、三造り」と言われますが、それらを支えるのは徹底した衛生管理。蔵の隅々まで手入れが行き届いている様子からは、酒造りに対する妥協なき姿勢とプライドがビシビシと伝わってきます。

蔵の周辺を歩いていると、ほのかに甘く、それでいてキリッと澄んだお米の香りが鼻をくすぐります。この空気、この環境だからこそ、あの雑味のない、クリスタルのように綺麗な味わいが生まれるのだと肌で実感しました。


■ 直営店「梵・特撰館」で、ここだけの限定酒に出会う

酒蔵の敷地内には、ファン垂涎の直営ショップ「梵・特撰館」が併設されています。 扉を開けると、そこはまさに「梵」のパラダイス!定番のラインナップから、普段はお目にかかれないような超限定酒、さらにはオリジナルグッズまでが美しくディスプレイされています。

スタッフの方も非常に親切で、お酒の特徴やおすすめの飲み方を丁寧に教えてくれます。仕事のスーツ姿のまま、熱心に質問する私は少し浮いていたかもしれませんが(笑)、お酒への愛を語り合う時間にそんなことは関係ありません。

数ある中から、私が特に注目したお酒をいくつかご紹介します。

1. 梵・日本の翼(にほんのつばさ)

政府専用機の正式機内酒として有名な、まさに日本を代表する大吟醸。数年間の熟成を経て生まれる、おだやかで気品のある香りと、口の中に広がる深い旨味が特徴です。「ここに来たら、これは絶対に外せない」と、心の中で即決しました。


2. 梵・ゴールド(GOLD)

無濾過純米大吟醸の生酒を氷温熟成させた、美しい黄金色のお酒。非常にフルーティーでジューシー、かつキレが良いので、日本酒を普段飲まない方にも全力でおすすめしたい一本です。


3. 蔵元限定・季節の生酒

そして何よりの収穫は、現地でしか手に入らない季節限定の生酒!火入れを一切していない、文字通り「生きている」お酒です。このフレッシュな味わいは、蔵元を訪れた人だけが味わえる特権ですよね。


■ 出張の夜、ホテルの部屋で最高の「ひとり晩酌」

お土産用のお酒をしっかり確保し、大満足で酒蔵を後にしました。

そして、出張のもう一つの楽しみといえば、夜の晩酌です。 福井市内のホテルに戻り、チェックインを済ませたら、すぐに地元のスーパーや居酒屋のテイクアウトで地元の美味しいものを調達してきました。

  • 越前おろしそば(ピリッとした大根おろしが最高)
  • 小鯛のささ漬け(福井の名産、上品な酢の塩梅)
  • へしこ(鯖の糠漬け。これぞ究極の酒の肴!)

準備は整いました。買ってきたばかりの「梵」を冷やし、いざ開栓!

グラスに注ぐと、まるでもぎたてのリンゴや梨のような、華やかで透明感のある香りが部屋いっぱいに広がります。一口含むと……「う、美しすぎる……!」。 圧倒的な綺麗さの中に、お米のふくよかな旨味がじわりと広がり、最後はスーッと綺麗に消えていく。この洗練されたキレ味こそが「梵」の真骨頂です。

そこに、塩気の強い「へしこ」をひとかじり。そしてすかさず「梵」をもう一口。 ……言葉になりません。へしこの濃厚な旨味と塩気が、梵のフルーティーな酸味と見事に調和して、お互いの良さを何倍にも引き立て合います。これぞ福井のテロワール(風土のペアリング)。仕事のタスクや緊張感から完全に解放され、至福の時間が流れていきました。




■ まとめ:福井に行ったら、絶対に「梵」へ行くべし!

今回は仕事のついでという形ではありましたが、念願の「梵」の酒蔵を訪れることができ、本当に素晴らしい経験になりました。

ただお酒を飲むだけでなく、それがどんな場所で、どんなこだわりを持って造られているのかを肌で知ることで、いつものお酒が何倍も、何十倍も美味しく感じられるようになります。これだから酒蔵巡りはやめられません。

もし皆さんも仕事や旅行で福井県、あるいは鯖江市に行く機会があれば、ぜひ少し時間を割いてでも「加藤吉平商店(梵)」さんに足を運んでみてください。きっと、日本酒の新しい扉が開くはずです。

さあ、次はどこの酒蔵を目指そうか。そんなことを考えながら、残りの「梵」をゆっくりと楽しみたいと思います。

それでは、今回はこの辺で。プロースト(乾杯)!


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